「壬申の乱」地図

(注1)地図の作製については,国土地理院発行の50万分の1地方図を参考にしました。よって,県境,高速道路,国道および海岸線,湖岸線等は現在のものです。
(注2)役所名・地名は当時使われていたものですが,「郡家(こおりのみやけ)」は701年の「大宝律令」で変えられた字であり,壬申の乱が起こった7世紀末までは「評(こおり)」という字で書かれていました。
(注3)当時の地名等の位置を現在の地図に示すために,『壬申の乱』直木孝次郎,『壬申の乱』(「壬申の乱の地名を歩く」椎屋紀芳)を参考にしました。ほとんどの場所が特定されていないため,地図でもおおまかな位置として示しています。鈴鹿山脈や他の山地の位置も正確ではありません。
阿騎野
あきの
奈良県宇陀郡大宇陀町
朝明郡
あさけのこおり
三重県三重郡
朝明郡家
あさけのこおりのみやけ
三重県三重郡朝日町縄生
飛鳥・明日香
あすか
奈良県高市郡明日香村大字飛鳥
安八磨郡
あはちまのこおり
岐阜県安八郡・海津郡
阿閉
あへ
三重県上野市印代
粟津岡
あわずのおか
滋賀県大津市膳所
伊賀郡
いがのこおり
三重県名賀郡
伊賀駅家
いがのうまや
三重県上野市古郡
伊賀中山
いかのなかやま
三重県上野市古郡
犬上川
いぬかみがわ
滋賀県犬上郡・彦根市
宇陀:菟田
うだ
奈良県宇陀郡大宇陀町
宇陀吾城:菟田吾城
うだのあき
奈良県宇陀郡大宇陀町迫間
宇陀郡家
:菟田郡家
うだのこおりのみやけ
奈良県宇陀郡榛原町
衞吾河
えがのがわ
大阪府柏原市
大坂
おおさか
奈良県香芝市逢坂
大野
おおの
奈良県宇陀郡室生村大野
大津京
おおつきょう
滋賀県大津市錦織2
大山
おおやま
三重県阿山郡伊賀町〜鈴鹿郡関町の加太山
岡本宮
おかもとのみや
奈良県高市郡明日香村大字岡
息長の横河
おきながのよこかわ

米原市梓河内
(別説 
滋賀県米原市醒井)
息長川
おきなががわ
岐阜県米原市の天野川
または梓川
小墾田
おはりだ
奈良県高市郡明日香村大字豊浦
尾張
おわり
愛知県西部
鹿深
かふか
滋賀県甲賀郡
甘羅邑
かむらのむら
奈良県宇陀郡大宇陀町大字春日
川曲の坂下
かわわのさかもと
三重県鈴鹿市木田町か山辺
倉歴
くらふ
滋賀県甲賀郡油日〜三重県阿山郡伊賀町柘植の道
栗太
くるもと
滋賀県栗太郡
桑名郡家
くわなのこおりのみやけ
三重県桑名市蛎塚新田
嶋宮
しまのみや
奈良県高市郡明日香村島ノ庄
下ツ道
しもつみち
現 国道24号
鈴鹿郡家
すずかのこおりのみやけ
三重県鈴鹿市古厩
墨坂
すみさか
奈良県宇陀郡榛原町
瀬田
せた
滋賀県大津市唐橋町
高安城
たかやすのき
奈良県生駒郡平群町〜大阪府八尾市
当麻
たぎま
奈良県北葛城郡当麻町
龍田
たつた
奈良県生駒郡斑鳩町龍田
た萩野
たらの
三重県上野市荒木
玉倉部邑
たまくらべのむら
岐阜県不破郡関ヶ原町玉
積植山口
つむえのやまぐち
三重県阿山郡伊賀町柘植
津振川
つふりがわ
奈良県吉野郡吉野町大字津風呂
迹太川
とほかわ:とおかわ
三重県四日市市の米洗川か朝明川
迹太川天武天皇御遙拝所 三重県四日市市大矢知町斎谷
鳥籠山
とこのやま
滋賀県彦根市大堀町大堀山
隠郡
なばりのこおり
三重県名張郡西部と名張市
隠駅家
なばりのうまや
三重県名張市黒田・結馬付近
乃楽山
ならやま
奈良県奈良市 平城宮跡北部
野上
のがみ
岐阜県不破郡関ヶ原町野上
箸墓
はしはか
奈良県桜井市箸中
稗田
ひえだ
奈良県大和郡山市稗田町
不破
ふわ
岐阜県不破郡関ヶ原町
三重郡家
みえのこおりのみやけ
三重県四日市市東坂部町
三尾城
みおのき
滋賀県高島郡高島町 明神崎付近
美濃
みの
岐阜県南部
安河
やすのかわ
滋賀県守山市 野洲川
山前
やまさき
滋賀県大津市 長等山 
諸説あり
倭京
やまとのみやこ
奈良県高市郡明日香村飛鳥
横河
よこかわ
三重県名張市 名張川
吉野
よしの
奈良県吉野郡吉野町
吉野宮
よしののみや
奈良県吉野郡吉野町宮滝
和射見
わざみ
岐阜県不破郡関ヶ原町


注1)坂田郡米原町は合併により2005.02.14から米原市になったため表を変更しました。
注2)息長横河についてはこれまで米原市醒井としていたのを米原市梓河内としました。
(天野川ではなくその支流の梓川周辺が合戦場所であったようです。)