竹田遺跡

2007年12月公開

竹田遺跡は飛鳥寺の東約200mにある古代の住居跡です。天武天皇の皇子である新田部皇子の邸宅跡ではないかとの指摘もあります。明日香村教育委員会は,2006年の調査で,掘立柱建物群を確認しています。この中に飛鳥時代の比較的大形の柱穴をもつ建物跡が見つかったことから,ここに皇族や高官の邸宅があったのではないかと推測されています。今回の調査でも建物跡が発見されており,竹田遺跡の規模・範囲がわかってきました。
今回の調査で,建物6棟,堀1条が発見されました。
出土した土器から,飛鳥時代後半のものであろうと考えられています。
2006年11月に公開された竹田遺跡と東山カワバリ遺跡

飛鳥時代の柱穴や土器が発見されています。
また,飛鳥寺で使われていたと推測される瓦片も発見されました。