石川啄木(いしかわたくぼく)[1886~1912年]

明治期の歌人であり詩人です。本名は一(はじめ)です。 お寺の住職の子として現在の岩手県盛岡市に生まれました。小中とも成績が優秀で、16歳の時、上京して文学の道へと進みました。しかし、生活できずに帰郷、盛岡で小学校の代用教員となりました。金田一京助の援助を受け東京で文学者としての道を模索しますがうまくいきませんでしたが、そんな中で短歌集『一握の砂』が出版され高評価を得ました。生涯困窮した生活から逃れることができず、27歳の若さで亡くなりました。