蒲生氏郷(がもううじさと)[1556~1595年]
滋賀県で生まれ幼名は鶴千代です。滋賀県東部一帯に勢力のあった六角氏の重臣蒲生氏の三男で、13歳の時織田信長の人質となりました。翌年伊勢大河内城の戦いで手柄を立て、信長は大いにほめて娘と結婚させました。郷里に戻ると、信長の政治力を目の当たりにしながら暮らしていたことが郷里の日野の城下町づくりに大いに役立ち、日野は発展していきました。本能寺の変のあと秀吉側につくことを決め、敵対勢力を打ち破っていきました。その功績により伊勢松が島城主となり、さらに陸奥黒川城(会津城)主となりました。また、氏郷はキリシタン大名でした。