細川ガラシャ・明智玉(珠)(ほそかわがらしゃ・あけちたま)[1563~1600年]
明智光秀の三女として福井県福井市東大味町で生まれました。織田信長の勧めにより16歳で同い年の細川忠興に嫁ぎましたが、父光秀が本能寺の変により逆臣となると、その娘玉は現在の京都府京丹後市に幽閉され、その後豊臣秀吉が実権を握ると大阪に移されました。ここでキリスト教と出会い、玉の心の支えとなっていきました。そして、禅宗からキリスト教に改宗をし、ガラシャという洗礼名を授けられました。関ヶ原の戦いの際、大阪の屋敷を石田三成の軍に囲まれ、ここで命を絶ちました。