上杉鷹山(うえすぎようざん)上杉治憲(うえすぎはるのり)[1751~1822年]

宮崎県の高鍋藩(たかなべはん)の藩主の子として生まれ、幼名は松三郎です。10歳で米沢藩主の養子となりました。米沢藩第9代の藩主となり、藩領返上寸前となっていた藩財政の改革に取り組み、古くからの重臣らの反対を押し切り、悪習の廃止と徹底した倹約に努めました。これらにより財政立て直しに成功し、名君と呼ばれました。

上杉鷹山(うえすぎようざん)上杉治憲(うえすぎはるのり)(松岬神社(まつがさきじんじゃ) 山形県米沢市丸の内1丁目1)

J・F・ケネディ元アメリカ大統領やビル・クリントン元大統領は上杉鷹山を「最も尊敬する日本の政治家」と言いました。キャロライン・ケネディ駐日大使が松岬神社・上杉神社を訪問し、石碑が置かれています。

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上杉鷹山(うえすぎようざん)上杉治憲(うえすぎはるのり)(上杉神社・米沢城祉 山形県米沢市丸の内1丁目4-13)

"鷹山が先代藩主の子の上杉治広に家督を継がせるときに教えた言葉が「伝国の辞(でんこくのじ)」です。簡約すると以下のようになります。
一、国は国主の私物ではない。
一、民は国に属しており、国主の私物ではない。
一、国や民のためにあるのが国主であり、国主のためにある民ではない。
この三ヶ条を忘れてはいけない。"

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